寝る前にヨーグルトを食べると良い?
ヨーグルトは腸内環境を整える効果があることから、朝食として食べる人が多いと思います。
ところが、ヨーグルトの乳酸菌がデブ菌を撃退するゴールデンタイムがあるというのです。
その時間帯は、なんと!夜の22時から夜中の2時までだというのです。
夕食を食べた後は胃酸が薄まっているので生きたままの乳酸菌を多く残して腸に届けることができるから・・
という理由のようです。
寝る1時間前がベストで、味付けがされていないプレーンヨーグルトを200gも食べて良いというのです。
寝る前3〜4時間は何も食べないことがダイエットの鉄則は守らなくて良いのでしょうか?
寝る前にヨーグルトを食べると太る?
「寝る1時間前にヨーグルトを毎日200g食べていたら太ったよ・・・」という人が多いのも事実です。
夜は代謝が落ちるので、寝ている間のカロリー消費は非常に少なくなります。
いくら腸内環境を整えるヘルシーなヨーグルトでも寝る前に200gも食べたら、体内で余ったカロリーで脂肪になってしまい太ってしまうのは当然です。
おまけに夕食後の胃酸が薄まっている時にヨーグルトを食べるということは、消化機能が弱くなっているということです。
そのような状態でかなりの量のヨーグルトを食べたら体に負担がかかってしまいます。
しかし、「夜ヨーグルトダイエットで痩せた」という声も聞きます。
ヨーグルトのタンパク質を構成するアミノ酸にはセロトニンというリラックス効果があるホルモンであるトリプトファンが多く含まれています。
ですからヨーグルトを食べると質の良い睡眠をとることができ、成長ホルモンが分泌されやすくなります。
その結果、痩せやすい体質に変わると考えることができます。
夜ヨーグルトダイエットを成功させるには、いくつかの注意点があるようです。
寝る直前は食べない
ヨーグルトに限らず、体の健康のためにもダイエットのためにも、食べ物は夜寝る3時間前までに食べ終わり、それ以降は何もたべないことが大切です。
ヨーグルトを寝る前1〜2時間前に食べると、ヨーグルトが消化される前に眠ることになるので、翌朝は胃もたれになったり不快感を感じたりするするかもしれません。
ヨーグルトは寝る3時間前までに食べ終わりましょう。
プレーンヨーグルトに味付けなしで
ヨーグルトには砂糖などの甘味料が入ったタイプのものもあります。
夜にヨーグルトを食べるなら、砂糖などで味付けをしていないプレーンヨーグルトを選びましょう。
また、ヨーグルトの酸味が苦手だからといって、砂糖や果物を入れるとカロリーが高くなるので控えた方が良いでしょう。
もしどうしても味付けをしたいなら、少量のハチミツを入れる程度ならOKです。
ハチミツなら砂糖よりもカロリーが低く、腸内環境を整えるオリゴ糖も含まれているからです。
まとめ
夜に寝る前にヨーグルトを食べると痩せるというのは、あまり過信しない方が良さそうです。
夜に寝る前にヨーグルトを食べると、ダイエット効果があるか?腸内環境がより良くなるか?ということも疑問が残ります。