アンチエイジングには不可欠!「抗酸化作用」って何!?

体内では毎日酸化が進んでいる

食品やサプリメントで「抗酸化作用が高い」といわれているものがたくさんありますね。
抗酸化とは、酸化を防ぐということです。
そして、酸化とは一言で言うと、何らかの物質が酸素と結びつくことで変化する現象のことです。

例えば、りんごを切ってしばらくすると切り口が茶色に変色しますね。
食べ物ではなくても、鉄は時間の経過とともに錆びついていきます。

このような現象は酸化によるものです。

人間の体は茶色に変色したり、錆びたりはしませんが、体内では常に酸化が進んでいます。

体内で酸化が起こるとどうなる?

人間は生命を維持するために呼吸をして酸素を吸います。体内の栄養分を分解してエネルギーを作り出すために酸素が必要だからです。
その過程で吸った酸素の1〜2%が体内で利用されずに酸化力が強い活性酸素に変化します。

活性酸素はウイルスや細菌を排除して私たちの健康維持に役立つ働きをしますが、過剰に発生すると健康面や美容面で悪影響を及ぼします。
体内のタンパク質や脂質、DNAなどの酸化を早めてしまうため、老化の進行が早くなったり、生活習慣病を引き起こしたりします。

抗酸化作用がアンチエイジングに!

抗酸化作用とは、活性酸素を取り除き無害化する作用のことです。
活性酸素が除去されれば、細胞の老化が緩やかになりアンチエイジングや健康維持に効果的に作用します。
ですから抗酸化作用が高い食品やサプリメントが注目されているのです。

抗酸化作用が高い物質は
・βカロテン
・ビタミンC
・ビタミンE
・ポリフェノール
・亜鉛
・イソフラボン
・セサミン
などがありますが水溶性(ビタミンC)や脂質性(βカロテン)といったように性質に違いがあります。

体内のさまざまま場所で発生する活性酸素を除去する効果を高めるためには、抗酸化作用が高いとされる1つの物質だけを摂取するのではなく、複数の物質を摂取する必要があります。
ですから、抗酸化作用が高いとされるいろいろな食品を食べることでアンチエイジング効果が高まります。

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