葉酸だけは欠かせない!妊娠初期に絶対必要な栄養素

葉酸と妊娠初期の胎児の関係

葉酸とは、水溶性ビタミンB群の一種で、血液の生成や免疫機能向上に深く関わっています。
葉酸は、妊娠する前から十分に摂取することによって赤ちゃんの健やかな発育を助ける働きがあるのでママと赤ちゃんには欠かせない栄養素です。

特に妊娠初期(4〜12週)の妊婦さんには絶対に必要です。
なぜならば、この時期に葉酸が不足すると、胎児の細胞分裂に悪影響を及ぼし胎児に神経管閉鎖障害が起こりやすくなると言われているからです。
神経管閉鎖障害とは、妊娠初期に脳や脊髄がつくられる過程で異常が起きることです。
具体的には次のような先天性奇形が現れるリスクが高くなります。
・死産につながる「無脳症」
・歩行障害につながる「二分脊椎症」
・ダウン症
・口唇裂・口蓋裂
・小眼球症

できるならば生まれてくる我が子に先天性奇形が現れないことを望むママがほとんどでしょう。
妊娠初期の妊婦さんは葉酸不足になると胎児にもたらすリスクを軽視せず重くとらえてください。

無脳症

無脳症とは、胎児に現れる致命的な先天性奇形の一種で、頭蓋骨を含む大脳の大部分と小脳が欠如したりする先天異常のことです。
死産となる確率が高いのが特徴ですが、出産できた場合でも永久的に無意識で植物状態が続きます。

無脳症のはっきりとした原因につては解明されていませんが
・遺伝子的要因
・飲酒・喫煙
・高齢出産
・母体の栄養不足
・葉酸の摂取不足
などが要因と考えられています。

二分脊椎症

二分脊椎症とは、脳や脊髄などの神経管の形成時期である妊娠初期に正常に発達せず、脊髄の一部が形成されなかったり変形したりする先天異常のことです。
思うように歩けなかったり、成長とともに足の変形がおこります。
また、感覚が麻痺したり排泄障害もおこります。

二分脊椎症のはっきりとした原因については解明されていませんが
・遺伝子的要因
・飲酒・喫煙
・葉酸の摂取不足
・母体の肥満
・糖尿病
・高熱発作
などが要因と考えられています。

ここで注目すべきは、葉酸をきちんと摂取している場合、発症リスクを70〜80%低減できるということです。

ダウン症

ダウン症は染色体の突然変異によって、21番目の染色体が1本多く3本あるために起こる先天疾患です。
心臓や消化器官系の疾患、筋肉量が少なく運動発達がゆっくり進む、知的発達がゆっくり進む、眼振や斜視、遠視、近視などの眼の症状、難聴などさまざまな合併症が起こる可能性があります。

ダウン症のはっきりとした原因は解明されていませんが、一般的に出産時の母親の年齢が高いほど、ダウン症にかかる確率が上がるといわれています。

口唇裂・口蓋裂

口唇裂・口蓋裂は、先天異常の一つで、妊娠初期(4~12週頃)に何らかの異常が生じ、口唇、口蓋(口の中の天井部分)、はぐきに割れ目裂が残ってしまったものをいいます。
手術を複数回行ったり、長期の治療が必要になったりします。

口唇裂・口蓋裂のはっきりとした原因については解明されていませんが
・遺伝的要因
・母親の出産年齢や内服薬
・感染症
・妊娠中のトラブル
などが要因と考えられています。

小眼球症

小眼球症は、眼球が先天的に小さい病状で全盲になる人も多くいます。
ただし程度が軽い場合は、視力が弱まる(遠視になる)だけで済むこともあります。
視覚以外は健康上特に大きな問題はありません。

小眼球のはっきりとした原因につては解明されていませんが
・遺伝的要因
・妊娠初期(5~6週)でのウイルスによる胎内感
・飲酒
・母親の内服薬
などが要因と考えられています。

まとめ

妊娠初期という時期が胎児の正常な発育にいかに大切か、ということがお分かりいただけたと思います。

葉酸を十分に摂取することで予防できることもあります。
妊娠初期には、特に葉酸が不足しないように心がけましょう。

妊娠中の妊婦さん自身に葉酸が必要な4つの理由

こんな症状はありませんか?

・立ちくらみがする
・めまいがする
・疲れがとれない
・すぐに息切れする
・朝起きられない
・日中ボーッとする
・耳鳴りがする

妊婦さんで最近こんな症状が現れたら貧血のサインかもしれませんよ。
貧血は胎児の成長に悪影響を及ぼすだけでなく、母体のためにも予防・改善しなくてはいけません。

貧血予防・改善には鉄分補給と葉酸摂取が効果的と言われています。
今回は、妊婦さんが葉酸を摂取することが大切な理由をお伝えします。

理由1、悪性貧血の予防・改善につながるから

妊娠時には葉酸の消費量が多くなり、葉酸不足による「悪性貧血」になりやすくなります。
悪性貧血とは、鉄分が不足して起きる「鉄欠乏性貧血」とは少し違います。
悪性貧血の場合は鉄分を補給しても改善されず、葉酸やビタミン12を補う必要があります。

妊娠時には葉酸の消費量が多くなり、葉酸不足による「悪性貧血」になりやすくなります。

妊娠しても母体の血液中の赤血球の数は増えません。それにも関わらず胎児の成長に必要な酸素や栄養を運ぶ赤血球が必要になります。
そのため赤血球を造る材料となる葉酸がたくさん必要になるのです。
つまり、葉酸の摂取量が十分でないと赤血球が不足し、悪性貧血につながるというわけです。

悪性貧血になると、めまいや立ちくらみなどの症状が起こりやすく体が疲れやすくなります。

葉酸を補うことで血液が造られ貧血などの症状が改善されるので、妊娠中はご自身のためにも葉酸を摂ることをおススメします。

理由2、妊娠高血圧症候群の予防・改善につながるから

妊娠高血圧症候群は、妊娠5〜7ヶ月の中期に起きやすく、血圧が上昇して、けいれんや脳出血等の症状が現れます。
最悪の場合、胎児が死亡してしまうこともあります。

葉酸を十分摂取することは血管の状態を良くし血流を良くする効果があることから、妊娠高血圧症候群の予防・改善にもなります。

理由3、ストレスを軽減するから

ストレスが発生すると体内にさまざまな悪影響を与えます。
体内で発生したストレスに対抗するために「抗ストレスホルモン」がつくられますが、葉酸をはじめとするビタミンB群は抗ストレスホルモンの合成を助ける働きがあります。

これにより新鮮な赤血球が造られたり、新しい細胞がつくられたりして妊婦さん自身が活力のある生活をおくることができるのです。
心身ともにストレスを受けやすい妊婦さんには葉酸は欠かせない栄養素です。

理由4、慢性脳疾患(てんかん)の妊婦さんの出産を助けるから

慢性脳疾患(てんかん)の患者さんの中には、妊娠できない、しない方が良いとあきらめている方が少なくありません。

しかし実際は、抗てんかん薬を適切な時期に服用しながら妊娠・出産を体験した女性は多くいます。

その際、抗てんかん薬の危険性をできるだけ緩和する目的で、妊娠前から葉酸を摂取する必要があります。

まとめ

葉酸は妊娠初期に胎児の健全な発育を手助けするだけではなく、妊婦さん本人の体調を整えてくれる大切な栄養素です。
葉酸はあなどれませんね。

葉酸が多く含まれていても妊婦さんは控えたい食べ物4選

妊婦さんは葉酸を摂取しなくてはいけないため、葉酸を多く含む食品を頑張って食べていると思います。
しかし、葉酸を多く含む食品のなかには母体や胎児に危険を及ぼす成分が含まれている食品もあります。
安易に葉酸が多いからというだけで食品を選ばないように、妊婦さんは避けた方が良い食品を心得ておきましょう。

1、レバーやうなぎの肝

レバーやうなぎの肝には「脂溶性ビタミン」のビタミンAやビタミンDは体内に蓄積しやすく、過剰に摂取し続けると水頭症や口蓋裂など胎児の奇形リスクを高めてしまう場合があります。

2、明太子やすじこなどの魚卵

明太子やすじこの魚卵には感染症の原因となる「リステリア菌」が含まれていることがあります。
リステリア菌に感染すると、流産や早産の危険性が高まる恐れがあります。
妊婦さんは抵抗力が落ちていることも多く感染症にかかりやすいリスクがあります。なるべくリステリア菌に感染しないよう、明太子やすじこなどの魚卵は避けた方が無難です。

3、パセリ、セロリ

パセリやセロリに含まれるアピオールという成分は中絶の際に使用されます。
ですから妊娠中は控えた方がよいでしょう。

4、コーヒーや緑茶

コーヒーや緑茶に含まれるカフェインは過剰に摂取すると母体に必要な鉄分やカルシウムを阻害します。
さらに赤ちゃんの発育障害リスクが高まる恐れもあります。
飲み過ぎに注意しましょう。

まとめ

いかがでしたか?
妊婦さんが食べない方がよい食品があることがわかりましたね。
後々後悔しなくていいように妊娠中の食生活には十分気をつける必要があるようです。

つわりがひどい妊婦さんに食べて欲しい葉酸たっぷりの果物5選

妊婦さんはバランスの良い食生活をおくることが出産、健やかな赤ちゃんを育むうえで大切です。
つわりの時期は気分がすぐれず何も食べる気がしないかもしれません。
しかし、つわりの時期でも比較的口にしやすい食べ物が果物です。

つわりがひどいけど「果物なら少し食べることができる」という妊婦さんは気軽に好きな果物を食べちゃいましょう!
今回は妊婦さんに欠かせない栄養素である葉酸を多く含む果物をご紹介します。

1、ライチ

ライチ

ライチを普段からよく食べる人は少ないかもしれませんが、ライチには100gあたり葉酸が100μgも含まれています。
それに加えライチには、シミ、そばかすなどを防ぐビタミンC、抗酸化作用のあるポリフェノール、アントシアニンも含まれています。

2、いちご

いちご

いちごが嫌いな人は少ないのではないでしょうか?
多くの人から愛される可愛いいちごには葉酸が多く含まれています。
ほかには、体内の余分な塩分を排出するカリウム、虫歯を予防するキシリトールなども含まれいます。
いちごは、塩分を摂りすぎて調整したい妊婦さんや、妊娠中に虫歯になりやすい妊娠さんにおススメの果物です。

3、アボカド

アボカド

「森のバター」と言われるアボカドは栄養満点のイメージがある果物ですが葉酸も84μg含まれています。
老化防止効果のあるビタミンEや悪玉コレステロールを低下させるオレイン酸も含まれているので積極的に摂取するとよいでしょう。

4、マンゴー

マンゴー

甘くて美味しい南国のフルーツ、マンゴーにも葉酸が84μg含まれています。
ほかには、体内の余分な塩分を排出するカリウム、カルシウムと結合して骨を生成するリン、皮膚を美しく保つビタミンB6も含まれていて女性には嬉しい果物です。
消化酵素も多く含まれています。

5、パパイヤ

パパイヤには葉酸が71.5μg 含まれています。
ほかには、肝臓の解毒作用を高めるイソチアシアネートやたんぱく質の消化を助けるパパインが豊富です。

食べすぎには注意

つわりがひどいけど果物なら大丈夫だった!なら良かったです。
しかし、いくら果物でも食べすぎはいけません。
甘い果物に含まれる果糖が体重増加につながってしまうからです。
妊婦さんは体重管理にも気をつかわなければいけないので大変ですね。

妊婦さんが果物を食べてもよい目安は1日200gです。
摂取量を守って食べましょう。

赤ちゃんを心待ちにしているあなたへ

「赤ちゃんが早く来てくれないかなぁ」
と心待ちにしているカップルは年々増加傾向にあります。

最近では、5組に1組の夫婦が不妊に悩んでいるといわれています。

不妊とは

不妊とは、生殖機能に問題がない男女が妊娠を希望する場合、正常の夫婦生活をもっているにもかかわらず、一定期間を経過しても妊娠しない状態のことです。この一定期間とは、年齢によっても異なりますが現在は1年と定義されています。

一昔前は女性の方に問題があるとされていましたが、最近では男性側にも問題があることが分かってきましたし、男女ともに問題があることも多いのが実情です。

男性側の不妊

男性側の不妊は、精子を作る働きが悪く低下していることが一番の原因です。
具体的には
・精液中に精子が一匹もいない
・精液中に精子はいるが数が少ない
・精液中に精子はいるが運動率が悪い

女性側の不妊は「卵子の老化」が原因

女性の不妊原因は不明とされることが多いのですが、「加齢による卵子の質の低下」つまり「卵子の老化」が深く関係しています。

通常、肌の細胞や精子の細胞は生まれ変わって新しく再生されますが、卵子の細胞は新しく作られることはありません。
女の子として生まれてきた時からもっている200万個の卵母細胞は新しく生まれ変わることもなければ新しく補充されることもありません。
そのため加齢とともに卵子の細胞は老化していき、数も減少していきます。

このように卵子が老化していると、なかなか妊娠することができません。

たとえめでたく受精したとしても、正常に細胞分裂しなかったり着床できないケースが多くなり妊娠につながりません。
また、染色体異常も増加します。染色体異常はダウン症の赤ちゃんを妊娠する確率が高くなります。

年齢とともに卵子が老化するのは自然の摂理なのでどうしようもありません。
ですから、なるべく妊娠適齢期を逃さないことが大切です。
卵子の細胞は37歳を過ぎると急激に減少すると言われています。
ですからこの頃までが妊娠しやすい適齢期ということになります。

卵子の老化を少しでも防ぐには

水素水

少しでも卵子の老化を防ぎ、卵子の質の低下を最小限にとどめる効果が期待できる方法があります。

それは、「十分な抗酸化物質を卵巣に届け、活性酸素を除去する」ということです。

対処法として抗酸化物質が豊富な食べ物を食べれば良いのですが、卵巣は種の保存のために大切な臓器であることから厳重に保護されています。
そのため卵巣に抗酸化物質が十分に届かないことが多いのです。

そこで注目してほしいのが「水素」です。
水素は宇宙で一番小さい分子なので、どんどん浸透していくことが可能です。卵巣にも浸透し卵子にまで到達することができ、活性酸素を除去してくれます。

その結果、卵子の老化を防いでくれます。
水素は薬ではないので、副作用がないという点でも魅力的です。

まとめ

不妊に悩んでいる女性は、普段飲んでいる水を水素水に変えてみるところから始めてみませんか♪

オナラが臭いあなた!「デブ菌」が優勢です!

デブ菌とは

デブ菌は、腸内環境を悪化させで体に悪い影響を与え、太りやすくさせる菌です。
デブ菌が多い人は太りやすいことが最近わかってきました。
デブ菌を減らせば腸内環境が整い、食べても太りにくく痩せやすい体質になります。

デブ菌、デブ菌と言ってますが、デブ菌は悪玉菌の俗語で、悪玉菌が多いと太る体質になることから分かりやすく「デブ菌」と呼ばれています。

デブ菌の大量発生で臭〜いオナラ

オナラは誰でも臭いもの。
でも、「私って他の人よりオナラが臭いのでは??」と感じるなら、腸内でデブ菌が大量発生している可能性があります。

悪玉菌の代表、ウェルシュ菌や大腸菌などが食べたものを腐敗させ、腐敗ガス(有毒ガス)を発します。
この腐敗ガスが臭〜いオナラの原因の一つです。

どのような臭さかというと、卵が腐ったような、硫黄のようなニオイです。
このような強烈なニオイのオナラが出るということは、かなり腸内環境が悪化してデブ菌が増えている状態なので要注意です。

臭いオナラの原因

悪玉菌が「食べたもの」を腐敗させることでオナラがクサくなるとご説明しましたが、「食べたもの」にもオナラが臭くなる原因があります。

悪玉菌は、肉などの動物性たんぱく質や脂肪が大好きなのです。
悪玉菌が動物性たんぱく質や脂肪を食べると腐敗がおこり、有毒ガスである強烈なニオイのオナラを作り出しているというわけです。

言い換えれば、お肉や油っこい食べ物が好きな人は腸内にデブ菌が大量発生していて
・太りやすく
・オナラが強烈に臭い
ということです。

デブ菌が多い人の便の特徴

自分のオナラのニオイが強烈に臭い部類に入るのか?
どれくらい自分の腸内環境が悪いのか?

自分でははっきりとわかりませんよね。
最近では腸内環境の検査をしてくれるサービスも登場してきました。
一度思い切って検査を受けて自分の状態を知ることは大切です。

しかし、お金を使わずに手軽にチェックできる方法があります。
それは、自分の便の状態を観察することです。

・便の量が少ない
・下痢、便秘によくなる
・固すぎる、柔らかすぎる
・切れが悪い
・異常に臭い

このような便はデブ菌がお腹の中に充満している証拠です。

理想的な便は、
・バナナ程度の大きさのものが2〜3本分
・硬さは、バナナ〜歯磨き粉程度
・残便感がなくスッキリ出る
・ニオイはキツくない

このような便は、腸内環境が整っている証拠で、デブ菌は少なくヤセ菌が優勢になっている状態です。

まとめ

オナラのニオイが気になったら、デブ菌が優勢になっている合図です。
お肉や油っこいものばかり食べていないか食生活を見直しましょう。
便のチェックをしてみると自分のデブ菌が多いのかがわかります。

ところで・・・

今流行りの腸内環境を整えながらダイエットをする方法をご存知ですか?

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ビークレンズ

日々戦いが繰り返される腸内へ「オリゴ糖」を送りこめ!

オリゴ糖とは

オリゴ糖とは、その名の通り糖類の一種で、小糖類と呼ばれることもあります。

通常、砂糖は調味料の総称で、上白糖、三温糖、黒糖などと分類したり、さとうきび、甜菜など原料で分類したりします。
オリゴ糖はそのどちらでもなく、分子構造による分類になり分子構造が単純な糖類のことです。

ですから砂糖と呼ばれるものの中にもオリゴ糖を含むものもありますし、食品に含まれる糖質の一部がオリゴ糖ということもあります。

また、オリゴ糖は一般の砂糖に比べてカロリーが控えめ(おおよそ半分)で、腸で消化されにくく吸収されにくいのも嬉しい特徴です。
ただ、甘みが一般の砂糖の半分程度なので、物足りないからといってたくさん摂ってしまわないように注意が必要です。

オリゴ糖を多く含んだ食品

オリゴ糖を多く含む食品は

・甜菜(てんさい糖)
・きな粉
・ごぼう
・玉ねぎ
・エシャロット
・納豆
・はちみつ
・にんにく
・バナナ

などがあります。

ただし、上記の食品をそのまま食べてもオリゴ糖は十分な量を摂取しにくいのが実情です。
しかし、加熱調理することによりオリゴ糖を増やすことができます。

例えば、バナナを弱火でじっくり焼いて「焼きバナナ」にし、トッピングに「はちみつ」と「きな粉」をふりかける、といったおやつはオリゴ糖を摂取するのに効果的です。
また、玉ねぎは炒めることによってオリゴ糖が増えます。

オリゴ糖はヤセ菌のエサになる

オリゴ糖は腸で消化されにくく長く腸にとどまります。その間、ヤセ菌である乳酸菌(ビフィズス菌など)のエサになり乳酸菌を増やす働きがあります。
さらに、オリゴ糖はデブ菌が好まない乳酸菌などのヤセ菌にだけ効率よくエサを与えることができます。
デブ菌にはエサを与えません!

ヤセ菌である乳酸菌が増えると、酸性である乳酸菌によって酸性を嫌うデブ菌が住みにくくなり、さらに腸内環境が整うという好循環がうまれます。

日和見菌がヤセ菌、デブ菌のどちらに味方するか

腸内には善玉菌(ヤセ菌)、悪玉菌(デブ菌)、日和見菌(善玉菌でもなく悪玉菌でもない中立の立場の菌)が住み着いていて日々戦っています。

日和見菌は、善玉菌にも悪玉菌にも属さず、一言で言うなら「良くも悪くもない菌」です。
特に問題ない菌と捉えがちですが、日和見菌の特徴として常に優勢な方の肩を持とうとする性質があるので厄介なのです。
腸内が善玉菌が優勢の場合は善玉菌の味方になり一緒に働いてくれるので腸内環境が良くなります。
反対に、腸内が少しでも悪玉菌が優勢になると一気に悪玉菌の味方になるため、腸内環境が悪くなります。

このように日和見菌がどちらに味方するかでデブ菌が優勢になるか、ヤセ菌が優勢になるか腸内で日々戦いが起こっているのです。

まとめ

オリゴ糖を腸内へ送りむことで、乳酸菌を増やして腸内環境をヤセ菌優勢に変えましょう!

ヤセ菌を増やしてくれる乳酸菌5選

乳酸菌とは

ブドウ糖から乳酸を作り出すことができる細菌の総称を乳酸菌といい、現在確認されている乳酸菌は600種類にもおよびます。
性質的には、酸素があっても生きられる「通性嫌気性」の菌もいれば、酸素があると生きられない「「嫌気性」の菌もいます。

乳酸菌はブドウ糖から乳酸を作り出す際、食品に含まれる糖質を分解して「発酵」させる働きがあります。
この働きこそ乳酸菌がもつ重要なパワーなのです。

例えば、発酵食品は腐りにくく長期保存が可能です。これは食品が発酵したことで酸性になり、腐敗する菌の増殖を阻止することができたということです。
発酵した食品は、健康のためにも良い食品で、もちろん食べることができます。
しかし、腐敗した食品は食べることができません。食べたら体調を崩してしまいます。
このように、発酵と腐敗は全く違います。

このようなことが腸内でも起こっていて、発酵させる菌と腐敗させる菌がいるのです。

そこで発酵させる菌である「乳酸菌」の登場です!

乳酸菌が腸内で腐敗物を生み出すデブ菌を抑制して発酵を促進することで、腸内環境を整えてくれます。

乳酸菌は発酵させる働きで私たちの腸内を健康に保ち、痩せやい体に導いてくれる「ヤセ菌」でもあるのです。

主な乳酸菌

ヤセ菌でもある主な乳酸菌をご紹介します。

アッカーマンシア・ムシニフィラ菌

アッカーマンシア・ムシニフィラ菌は、人間の腸粘液層にいるヤセ菌の一種で、代謝不全を改善する働きがあります。

痩せている人の腸内に多く存在するのに対して、太っている人の腸内にはほとんど存在しないので注目されています。

ビフィズス菌B-3

ビフィズス菌B-3は、乳児から発見されたブレーベ種のビフィズス菌で、体重減少につながりダイエット効果が期待されています。

また、ビフィズス菌B-3には

・腸管上皮細胞のバリア機能の回復
・皮膚のバリア機能アップ
・肝機能の悪化改善

このような効果もあります。

ガセリ菌SP株

ガセリ菌SP株は、ヒト由来の乳酸菌で、腸に生きて届き、しかも長くとどまり脂質の吸収を抑制するという特徴があります。

また、ガセリ菌SP株には
・内臓脂肪や皮下脂肪を減らす
・血中コレステロール値を下げる
このような効果もあります。

スマート乳酸菌

スマート乳酸菌は、漬物の乳酸菌から分離された乳酸菌の一種で、美容と健康に欠かせないポリフェノールの吸収を高めてくれる働きがあります。

LP-28

LP-28は、龍丸(ロンガン)という果物から採取した乳酸菌で、生きて腸まで届くという特徴があり、

・抗肥満作用
・脂肪肝の改善
・脂肪の蓄積を抑制

などのダイエット効果が期待されます。

デブ菌を減らす「もち麦」とは

「デブ菌」と「ヤセ菌」

腸内には100兆個以上もの細菌が住んでいます。
その細菌は大きく分けて「デブ菌」と「ヤセ菌」に分類されます。
一言で言えば「デブ菌」は体に悪い菌で、腸内環境を悪化させで太りやすくさせる菌です。
「ヤセ菌」は体に良い菌で、腸内環境を良くし痩せやすくさせる菌です。

ですからデブ菌が多い人は太りやすく、ヤセ菌が多い人は痩せやすい体質だということになります。

また、「デブ菌」と「ヤセ菌」の理想的な比率は、4:6です。

ヤセ菌を増やしデブ菌を減らそう

ヤセ菌を増やしてデブ菌を減らせば腸内環境が整い、食べても太りにくく痩せやすい体質になります。

その鍵を握る食べ物は、水溶性食物繊維を多く含む食べ物です。

水溶性食物繊維を多く含む食べ物は
・アボカド
・オクラ
・きのこ類
・海藻類
・こんにゃく
・やまいも
・ごぼう
・納豆
・にんにく
・ゆずの皮
などが代表的です。

これらの食べ物を意識して摂ることで、腸内のヤセ菌が増えます。すると必然的にデブ菌が減り腸内環境が整います。
その結果、太りにくい体質になるというわけです。

ところが、これらの食品よりももっと強力に水溶性食物繊維を含み、デブ菌を減らしてくれる食品がありました。

その食品は「もち麦」です。

もち麦ってどんな食べ物?

もち麦は、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維を両方ともバランスよく含んでいる食べ物として最近注目を浴びています。

もち麦とは、大麦の種類のひとつで、もちもちとした食感が特徴の麦です。
もち麦には腸内環境を整える働きや糖尿病を予防する効果があることがわかってきました。
腸内環境を整えてくれる働きがあることこそ、デブ菌を減らすことにつながっています。

食物繊維が豊富と言われている玄米ともち麦を比べてみると
玄米が100gあたり3.0gの食物繊維を含んでいるのに対し、もち麦は100gあたり12.9もの食物繊維を含んでいます。
豊富な食物繊維が、腸の中に溜まった老廃物を吸収し、体外に排出してくれるので便秘解消にも効果的です。

また、もちもちとした食感が食べ応え抜群で腹持ちも良く、美味しさの面でも好評価する人が多いようです

もち麦に含まれる「βグルカン」とは

もち麦には「βグルカン」という水溶性食物繊維が含まれていて、糖質や脂肪の吸収を抑える働きがあります。
水溶性食物繊維ということはデブ菌を減らしてくれる食品になります。

「βグルカン」は、水に溶けると水分を吸収してゼリー状になるので、食べた食べ物をゼリーの膜で包み、糖質の吸収をゆるやかにしてくれるのです。

また、「βグルカン」は消化が遅く、胃で溶けずに腸まで届くため、通常の食物繊維よりも高いダイエット効果が期待できます。

まとめ

もち麦は、水溶性食物繊維が豊富なだけでなく不溶性食物繊維も豊富なのでバランスの良い食品といえます。
もちろんデブ菌も減らしてくれますよ。
「βグルカン」という水溶性食物繊維が含まれていることでダイエット効果が高まります。

普段食べている白米からもち麦に変えてみる価値は十分ありそうですね。

リアラクリニック

◯◯は「デブ菌」を退治してくれる救世主

デブ菌とは

デブ菌とは、腸に住みつく腸内細菌のことで、排出するべき体に必要ない栄養(余分な脂質や糖質)を吸収してしまう菌のことです。
ですからデブ菌は、腸内環境を悪化させ、体に悪い影響を与え、太りやすくさせてしまいます。

最近、アメリカの病院を中心とした研究チームによりデブ菌が多い人は太りやすいことがわかってきました。
デブ菌を減らせば腸内環境が整い、食べても太りにくく痩せやすい体質になります。

デブ菌、デブ菌と言ってますが、デブ菌は悪玉菌の俗語で、悪玉菌が多いと太る体質になることから分かりやすく「デブ菌」と呼ばれています。
(ただし、デブ菌と悪玉菌は日和見菌との関係上、完全にイコールではありません)

デブ菌を減らしたいなら納豆を!

「デブ菌」に対して「ヤセ菌」も存在します。
「ヤセ菌」は一言で言うと体に良い菌で、腸内環境を良くし痩せやすくしてくれる菌です。

この「デブ菌」と「ヤセ菌」の比率は4:6が理想的とされています。

ぽっちゃりさんには「デブ菌」の比率が多い可能性が高いので、デブ菌を退治する必要があります。
また、現在ぽっちゃりさんではなく、「ヤセ菌」が多いと思われる人でも腸内環境が悪化した時に一気に「デブ菌」が優勢になり「デブ菌」が増殖して太り始める恐れがあります。

そこで、普段から納豆を食べることをおススメします!
納豆はデブ菌を減らすための最強食品です。
その理由は

・納豆菌は植物系乳酸菌であり生命力が強く、驚異的な繁殖力によってデブ菌を撃退する
・腸内環境を整え、ヤセ菌を優勢にする

納豆はどれくらい食べれば効果的?

それでは一体納豆をどれくらい食べたら腸内環境が整うのでしょうか?

答えは、1日2パックです!

多いと思うか少ないと思うか?
というところかもしれませんが、納豆はヘルシーなイメージなので低カロリーと思われがちですが、意外と高カロリー食品なのです。
納豆1パック(50g)は約100キロカロリーです。

ご飯と一緒に食べ過ぎてしまうと結構なカロリー摂取となり逆効果になってしまいますのでご注意を!

まとめ

やはり納豆は素晴らしい食品ですね。
毎日2パックを目安に食べてデブ菌を退治しましょう。

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